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『生前成仏』で『感受性革命』!

『寄り添うこと』
2018-09-07 Fri 23:18


こんばんは。



藤色聚楽です(^^)



今夜のお題は、









『寄り添うこと』









私が父や伯母から聞いてきた。



『戦時中』の有り様は。



耳で『聴いて』。



話している状況、表情を眼で『観て』。



実録資料等を『読んで』。



脳内で光景を『想像する』に過ぎません。






昨日の地震についてもそれは同じで。



やはり『当事者』でなければわからないことです。






『寄り添うこと』






の現実は。



生易しいことではありません。






2018.3.13『現実』にお書きしましたように。



『傷ついた心』。



『激しい喪失感』。



は。



『失ったもの』が。



『丸々』。



『時間ごと』。



戻ってこない限り。






埋められるものではありません。






2011年の暮れに。



東日本大震災で被災された福島の方々を迎え入れた。



ボランティアに参加したことがありました。






この滞在期間の後に。



皆々様の故郷が。



時間ごと。



家族ごと。



『震災前』の『元通り』に。



戻されて。



そしてそこに皆々様が。



戻ってゆけるならどれだけいいかと。



胸が苦しくて仕方なかった。






皆々様が。



『現実』を受け入れるだけでも大変なリスクで。



そこに佇んだまま進むことができない無力さを。



感じ取るだけの日々でした。






いつか私が暮らすこの街も。



早かれ遅かれ。



被災する時が来るでしょう。






その時にやっと初めて。






『寄り添うこと』






がどんなことであるのかが。



本当の意味で。



わかり得るのだと。






当事者のみが知る景色と心情を。















今夜はここまで。



※「北海道胆振東部地震」で被災された皆々様の一日でも早い復興復旧を。


今夜もここにお祈りいたします。



2018.9.7 藤色聚楽

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『日常』
2018-08-14 Tue 18:55


こんばんは。



藤色聚楽です(^^)



今夜のお題は、









『日常』









~昨夜の続きです~





玄関を施錠している父の気配と共に。



私はハッとして目を覚ました。



そのまま石段を降りて行く父の足音を聞きながら。



休みに入っているのに職場へ向かったのだな、とわかった。






私はソファから転がり落ちるように降り。



直ぐさまテレビをつけた。






画面いっぱいが、黒かった。






複数のキャスターがものものしい物腰で。



中継とやり取りをしている雰囲気の中。



画面に、白い煙が漂うその向こう側。



動く画面の左上から右下に。



切り絵のように樹木のシルエットが斜めに現れた。






それは山肌だった。






昨夜23時頃。



墜落しているのではないか、と推定されてはじめていた山に。



そのジャンボジェット機はあった。






樹木が切り絵のようになっているのは。



それほどに焼け焦げているからであり。



広範囲に渡って一面に黒い山肌は。



機体がどうなってしまっているのかは。



説明の必要もないことを突き付けていた。






『九ちゃん。どうしてる?』






私は涙声でそう呟いていた。



私が生まれて初めて生で観た芸能人が。



坂本九さんだった。



物心着いたばかりの頃。



テレビ番組の公開録画でお姿を観た。



私は両手をがっしりと固く組み、ただただ祈った。






ヘリコプターから中継されてい
る画面が。



ズームから広域へと移り変わり。



バラッバラになって散らばった残骸の全容が。



ありのままに放映された。






当時のメディアは、現代では考えられないほど、あまりに露骨だった。



『ありのままの現実を。そのままに伝える。』



という容赦ないスタイルだった。






それから昼近くになり。



『生存者』の救出が始まった。



この状況で生存者が居たことが驚きに思えた。






しかし、520名もの家族と日常と人生を。



一瞬のうちに一気に。



かっさらって行ったのだ。






昨日まで在ったものも。



前触れなく今日消えることがあるのだ。






誰の背後にも。



その人の人生、家族がある。



その人『一人』にまつわる哀しみは。



その人を知る人数分だけ在る。



この事故に巻き込まれた方の人数を意識を向けると。






私は脳内のキャパシティが崩壊しそうだった。






このような大事故で命を奪われなければならない程の理由が。



個々にあったとは思えない。






『人の日常って何だろう?』






夏休みの課題など、どうでもよくなっていた。






いつの間にか陽は傾いていた。






自宅の上空では。






前夜の大事故がなかったかのように。






その日も着陸ラッシュの時間帯が始まっていた。


















今夜はここまで。


本日もお読みくださり、ありがとうございます。


藤棚の下で。
また明日(^^)w゛



2018.8.14 藤色聚楽

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『名簿』
2018-08-13 Mon 16:47


こんばんは。



藤色聚楽です(^^)



今夜のお題は、









『名簿』










~昨夜の続きです~





生まれながらに。



航空機が身近にある生活をしてきた私は。



ひどくショックを受けていた。



自宅には航空機の模型がいくつも並び。



父は親族や友人が集まれば始終、航空産業の話に明け暮れ。



幼き頃は近所の堤防や公園へ。



降りてくる飛行機を見せる為に私を連れ出し。



親しいパイロットから聞いた話や。



航空会社のロゴクイズをしたりした。



『地上を走る車よりも事故の確率が低い、安全な乗り物』



であるのだと。



旅行においても、頑なに飛行機を嫌がる私に。



つい先日もそう説いていたのだ。



『ただ事故に繋がると大惨事になるから作る側もより安全に努めなくてはね。』



と補足していた。






それから一週間あまりの今日。



それは突然現実となった。






そのジャンボジェット機には。



乗客乗員合わせて524名もの人々が乗っているという。





『私の学校全生徒の半数だ』





その人数がどれだけのものであるのかを。



具体的に想像してみたら震え上がった。






そして刻々と、恐怖心を駆り立てていたことは。



第一報からどれだけ時間が経過しても。



消息を経った航空機の行方がはっきりしないことだった。






急いでシャワーを済ませて戻ったテレビでは。



どこの放送局もこのことに奔走していて。



行方がつかめぬまま。



乗客者名簿が発表され始めたのは、22時頃だった。






夏休みのお盆時に。



どんな方たちが、その航空機を利用していたのかは。



想像の通りだった。






まさかとは思うが確認のために。



乗客名簿の名前が気になって食いるように観ていた。






全乗客の氏名公表を見届けた時には。



もう深夜1時を回っていた。






父は何も話さないまま床に着いた。






私はすっかり気が動転してしまって。






電気をつけたまま、居間で夜を明かした。






私は何度も思い出してしまっていた。





キャスターの方が何度も、連呼していた場面を。






とある方のお名前が。






あの大勢の乗客者名簿の中に。






あった。
















≪明日につづく≫




今夜はここまで。


本日もお読みくださり、ありがとうございます。


藤棚の下で。
また明日(^^)w゛


2018.8.13 藤色聚楽

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『消えた翼』
2018-08-12 Sun 22:21


こんばんは。



藤色聚楽です(^^)



今夜のお題は、









『消えた翼』









『日の翳りが早くなってきた。』





あの日。そう呟きながら。



汗にベタつくシャツを摘まみ。



夕飯の席に着いた。






首振りの扇風機は。



まだあの頃は操作のすべてが手動だった。



今ほど残酷な暑さではなかったので。



エアコンなしで過ごせる夕刻。



扇風機の風力や角度を調整するために。



何度もテーブルと扇風機を行ったり来たりしていた。






ようやくシャツを抜ける風感に納得できた頃。



テレビでは7時のニュースが始まっていた。






夏休みに出されているメインの課題は。



まだ脳内ではイメージが固まらないままで。



休みも後半に突入しており。



すっかり頭を痛めていた。






そんなことが頭から離れない中。



手をつけ始めた夕食。



『今日のしょうが焼きは醤油が効き過ぎたな。』



同時にご飯を頬張って、味のバランスを取り。



麦茶をグラスに足していると。



まともに画面さえ観ていなかったニュースの様子が。



少し慌ただしくなっていることに気がついた。






テレビに眼を向けてみると。



キャスターが画面の端から手渡された紙を手に。



緊迫した面持ちで何かを繰り返している。





少し前から食卓についていた父が。


テレビのボリュームつまみを回し。



一気にキャスターの声が大きくはね上がった。






父はテレビの前から離れずにその場に座り込み。



険しい顔で画面に食いついた。






私は思わず箸を止めた。






『ジャンボジェット機が消息を経った』






という。






それを伝えているキャスター自身が。



落ち着こうとしているように見えた。






父は航空機製造会社にエンジニアとして勤めている。



その航空機がどこの会社のものなのかを。



耳を澄ませて聞いていた。






私は幼い頃から飛行機が怖かった。



あんな巨大な鉄の塊が。



恐ろしい音を立てて離発着することが。



不思議で、恐怖で、たまらなかった。






手が届きそうなほどに低い高さで。



住宅地一帯の屋根のアンテナをスレスレで降りてくる。






今、そのニュースを眼にしながら。



自宅の上空は。



着陸ラッシュの時間帯を迎えていた。






航空機の事故は世界中であるけれども。






国内であってほしくはなかった。






父が自身の仕事にかけている思いを。






その姿に少しわかった気がしていた。













≪明日に続く≫







今夜はここまで。


本日もお読みくださり、ありがとうございます。


藤棚の下で。
また明日(^^)w゛



2018.8.12 藤色聚楽

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『忘れてない』
2018-03-14 Wed 19:21


こんばんは。



藤色聚楽です(^^)



今夜のお題は、









『忘れてない』









あれから7年もの歳月が。



瓦礫で溢れるほどに傷ついた人々の心をも。



押し流すかのように過ぎていった。



『後戻りはしない』



という、前に進むのみであるこの世のシステムは。



『無慈悲と紙一重』であることを見せつけるかのようだ。





私の父は。



生まれてから幼児期は。



戦火の合間を縫うように生き延びて。



定住できていなかった。





戦後10年以上が経つ頃。



祖母がやっとの思いで建てた実家は。



伊勢湾台風があっけなく全てを押し流した。



当時。17歳だった父は。



行く日も行く日も、水が引いても。



老若男女に至る大勢のご遺体を弔ったのだと言う。





その後、父は。



2軒の家を建て、仕事一筋に今も生き抜いている。



戦火をくぐり抜けて。



高度経済成長。バブルを経て。



家庭のことなど省みず、がむしゃらに働き続けていた父を。



今は厚く尊敬している。



時代の荒波に財も、家も、家族をも奪われても。



父はそこから目を逸らさなかった。



仕事に全てを懸けて働き続ける以外に。



辛い記憶と向き合えなかったのだと思う。



それらを乗り越えるために、打ち勝つために。



そのようにしか生きられなかったのだと。





言うまでになく、私は比べる対象にないが。



時代の恩恵を存分に受け。



実に生温い人生である、と素直に思う。





『人間関係』



『健康問題』



も。




『暮らしが成り立つ拠点』



が、あってのことであるのだと。







私は今も。



あの日あの時の笑顔になり切れない皆々様の横顔を。








忘れてない。














今夜はここまで。


本日もお読みくださり、ありがとうございます。


藤棚の下で。
また明日(^^)w゛



2018.3.14 藤色聚楽

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