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『生前成仏』で『感受性革命』!

『本日も』。
2019-10-02 Wed 22:07


こんばんは。



藤色聚楽です(^^)



今夜のお題は、









『本日も』。









~昨夜の続きです~






彼女の家からの帰り道。



公園や空き地に集められた。



家財道具や畳などの瓦礫の山々が。



目に飛び込んきた。






それらが。



CMに観ていた。



最新のものと思われる電化製品や。



真新しい家具なども含まれていて。



この様なことに遭うことなど。



普段の生活には予定になかったことであることを。



訴えかけているように感じた。






一方。



市街地に在る父の実家は。



大きな河川へとつながる用水が。



河川が危険水域を超えた辺りから。



水が行き場を失って氾濫し続け。






当時。



築年数が何十年と経過していた。



木造の古屋の地域は。



家屋がアスファルトより低くなっていた為に。



より一層ひどく浸水して。



冷蔵庫までもが流れ出てしまい。



父の実家のまん前まで。



流れ着いていたという。






その災害の後。



父の実家の周囲の約8割が。



家を建て直した。






そこで。



父の実家は難を逃れていた。






それは。



父が。



伊勢湾台風の記憶が頭から離れず。



その家を建てるにあたり。



建てる場所がどこであろうとも。



念には念を入れて。



約1メートル積み上げて建てていた。






両隣の家と。



またその一角の家々は。



建て直す際。



浸水を免れた父の実家の高さに
合わせて。



土地を積み上げて。



家を建て直した。






当時の私の自宅周辺も。



災害後は風景が変わった。






冠水が原因かは不明だが。



その後、操業することがなかった工場は閉鎖し。



新興住宅地となった。






あの災害に見舞われたことを境に。



業績不振となったり。



廃業に追い込まれた会社。






家屋の修繕や再築。



余儀なく引っ越しをすることになったり。



自家用車を失ったりした方々等。



身近にも。



災害による損害についての話が。



しばらく後を絶たなかった。






規模のわりに。



犠牲者が少なかったことが。



せめてもの救いだった。






『2000・東海豪雨』






やはり。



いつだって。



明日のこと、一年後のことは。



わからないものです。






だからこそ。






本日も。






皆々様のこと。











愛しています。






























今夜はここまで。


本日もお読みくださり、ありがとうございます。


藤棚の下で。
また明日(^^)w゛



2019.10.2 藤色聚楽

別窓 | リアル | コメント:0
『悔やまれること』
2019-10-01 Tue 23:33


こんばんは。



藤色聚楽です(^^)



今夜のお題は、









『悔やまれること』









~昨夜の続きです~






私はその時。



子供を連れてきてしまっていた。






どうしても預けられなかったので。



後部座席のチャイルドシートに乗せて。



同行するしかなかった。






せめて。



何か物資だけでも届けたくて。



駆けつけてみたのだが。






自身が。



この状況下で。



この災害に寄り添うことを。



遂行しようとしているとしているのなら。






本来ならば。



自身の身体を使って。



共に泥にまみれて。



汗を流して。



奉仕することが。



望ましかった、と。






ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー



未だに。



この水害のことを思い出すと。



そのように。



悔やまれる瞬間がある。



ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー






そして。



通常通りの面持ちで。



気丈に作業に勤しむ彼女は。



車の気配に気が付いて。



振り返ると。






私であることに気が付いて。



とても驚きながらも。



笑顔で手を上げて。



すぐに家族を呼び寄せて。



礼節正しく。



出迎えてくれた。






こんな大変な最中にも。



彼女はいつでも。



行き届く人だと思った。






これだけの規模の水害にもかかわらず。



よくぞ。



あれだけの犠牲者数で済んだものだと。






だからこそ。



彼女の家族が揃って。



会うことができたのだと。






私はその時。



かなり久々に。



人前で泣いた。






後の11年後の。






東日本大震災をまだ知らなかった当時は。






身近に起きたこの水害が。









大きな災害だった。
























今夜はここまで。


本日もお読みくださり、ありがとうございます。


藤棚の下で。
また明日(^^)w゛



2019.10.1 藤色聚楽

別窓 | リアル | コメント:0
『彼女の背中』
2019-09-30 Mon 22:13


こんばんは。



藤色聚楽です(^^)



今夜のお題は、









『彼女の背中』









~昨夜の続きです~






信号機が全く機能していない交差点。



それらが。



進んでも進んでも続く風景が。






こんなにも。



街が死んでいるように思えて。



薄気味悪いことなど。



想像できていなかった。






また。



決壊した河川の水が。



引いた後にも尚。



街の色を変えてしまう程に。



爪痕を残して行くことも。



考えたことがなかった。






更に南下してゆくと。



決壊した河川の堤防が見えてきた。






家々が立ち並ぶ区域が近づくと。



その手前にある。



汚泥が覆っている飲食店の駐車場に。






デリバリーのカレー屋さんや。



軽食販売の車両が並んでいるのを見た時。






この地域の方が。



食事もままならない状況にあることを。



目の当たりにした気がして。






『災害に遭っている』






という現状を。



突きつけられた。






彼女の家へと続く交差点を。



右折して。



彼女の家まで数百メートルの所まで来た時。






私は。



見舞いを試みた自分を。



少し後悔した。






まだ。



汚水が残る道路は続き。



どこのお宅も。



家の窓を全開にして。



家族総出で。



水に浸かった家財道具を運び出し。



泥にまみれて汗をぬぐいながら。



懸命に片付けに励まれる姿が。



延々と絶えなかった。






線路を潜り。



すぐの角を曲がったら。






彼女の姿が目に飛び込んできた。






懸命に。



復旧作業に勤しむ。



『彼女の背中』



が。






一変した日常に反して。



とても凜として気丈だった。






私はやはり。



来てはいけなかったと後悔した。






私が。



熱を出した子供を後部座席に。



波立つ道路を強行して。



家路に着いた恐怖など。



屁でもなかったことだと。



恥ずかしく思えてきた。






家屋の被害は。



日常を奪うと同じ。






自分がこの状況に。



寄り添える術など。



同じ状況に遭わなければ。



成り立たないことである。



と痛感した。






それほどに。






災害の爪痕に。










私は言葉を失った。

























今夜はここまで。


本日もお読みくださり、ありがとうございます。


藤棚の下で。
また明日(^^)w゛



2019.9.30 藤色聚楽

別窓 | リアル | コメント:0
『色がない』
2019-09-29 Sun 21:23


こんばんは。



藤色聚楽です(^^)



今夜のお題は、









『色がない』









~昨夜の続きです~






私は。



彼女の家族の無事が確認でき。



何よりだった。






ガスはまだ復旧できていないが。



電気と水道は使えるようになったとので。



食事は電気プレートで対応すると言っていた。





私は。



彼女の声を聴いたら。



じっとしていられなかった。






私は。



スーパーへ直行し。



焼きそばなど。



電気プレートで作れるものや。



保存が利くパン類などを買い貯めて。



彼女の家へ向かった。






普段は。



気が付かなかったことであるが。



道は平坦に見えても。



道路には意外に高低差は有るようで。






所々に。



水没したと思われる車が。



まみれた泥が乾いた状態で。



無惨な姿のまま。



置き去りにされていた。






そして。



道路を南下する程に。



その様な放置された車が目立つのは。






車の移動では気がつきにくいことだったが。



それだけ海抜も。



南に向かうにつれて。



低くなっているのだと視て取れた。






南下し始めて。



10分程の所には。



大きな敷地一面に。



多数の車が。



薄白く汚れたままに。



きれいに整列して。



停められていた。






私はそれが。



『車の墓地』



のように思えた。






それらの車の事情について。



後に知ったことだが。






その車は全て。



とある会社の社員さんの車で。



業務時間の間に。



一気に水没していく光景を。



オフィスの窓から。



ただ見ているだけしかできなかった程。






あっという間のことだったという。






そして。



更に南下して。



大きな道路と。



その道路に沿って流れる河川を渡った後。






荒れた風景は一気に加速する。






辺り一面。



汚泥一色で。



何にも。






『色がない』






と思った。






すると。



その一帯見渡す限り。



『信号機』も全滅していた。






各交差点では。



警官の方が交通整理をしていた。






長い年月に渡り。






葬られたままにされていた。






『色がない』









セピア色に沈んだ街になっていた。




















今夜はここまで。


本日もお読みくださり、ありがとうございます。


藤棚の下で。
また明日(^^)w゛



2019.9.29 藤色聚楽

別窓 | リアル | コメント:0
『雛人形』
2019-09-28 Sat 20:48


こんばんは。



藤色聚楽です(^^)



今夜のお題は、









『雛人形』









~昨夜の続きです~






彼女は。



いつだって。



自身のことよりも。



相手の状況を気遣い。






自身の苦悩や大変さを奥に引っ込めて。



大したこと等なかったように。



然り気無く振る舞うので。



私は頭が上がらないのだが。






大丈夫、大丈夫、と笑いながらも。



あの豪雨の夜。



私との電話を切った後のことを。



話してくれた。






互いが大雨を心配しながらも。



たわいもない話と。



次週の約束についての打ち合わせをし。



いつもの調子で電話を終えた後。






しばらくして。



ふと。



ザーという雨音とは別に。



自宅前の道路を流れる水の音が。



もっと大きくなっているように感じた。






道路に面する和室の窓を開けてみると。



先程よりも。



水嵩がグッと上がっていて。



流れが勢いを増していた。






積み上げて建てた為に。



中二階の高さくらいに位置するはずの。



その和室から。



流れている水が。



間近に流れる用水のように見えたという。






そして。



玄関のドアを開けてみると。



目の前に止めてある車の前方は。



水没し始めており。






玄関へ上がる為の。



ステップの階段の途中まで。



水が迫っていた。






『これは本当に決壊するかもしれない。』






と思い。



即座に子供たちを二階へ連れて行くと。






とっさに。



押し入れの上段の戸袋に仕舞ってある。






『雛人形』






を。



箱ごと取り出して。



必死で二階へ運んだという。






彼女はかなり小柄で。



先ず。



椅子に上がって取り出すだけでも。



容易ではなかったはずだ。






それを。



二階まで階段を上がって運んだとは。



火事場の馬鹿力の他ならないと思った。






『とにかく雛人形だけは絶対に護らなきゃ、水に濡らしてはいけない、ダメにしてはいけない、と思ってね。』






私は受話器を片手にうなずきながら。



その時点で胸がいっぱいになってしまい。



目頭に熱いものがジワッと上がってきてしまった。






私は。



彼女が古風な一面を持つ女性であることは知っていたが。



こういった時に。



彼女の母性の強さが。



娘たちの次に。



『雛人形』を護る。



というこの様な行動で現れたとは。



誠に恐れ入った。






そして彼女は。



その後。



備えられることを。



思い付く限り整えようとしていた時。






中二階ほどの高さに位置する。



あの和室の窓を。



誰かが叩き続ける音がしていたのだという。






普段。



その和室の窓は。



手が届く位置にはないはずなのに......。






彼女は。



まさか、と思い。



その和室の窓を開けてみると。






『今すぐ避難しましょう。乗ってください。』






と。



ゴムボートに乗った方が二人。



自衛隊員の方だった。






そして。



和室の窓から。



家族一同が。



そのゴムボートに乗ったのだという。






あの私との電話の後。



あの和室の窓から。



彼女の家族一同が。



避難することになったとは。






それまで私自身も。










考えてもみなかった。


























今夜はここまで。


本日もお読みくださり、ありがとうございます。


藤棚の下で。
また明日(^^)w゛



2019.9.28 藤色聚楽

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