こんばんは。
藤色聚楽です(^^)
今夜のお題は、
『労』
昨夜の続きです。
親友と私が『瞬間移動』した先は。
絢爛豪華な部屋の前だった。
まるで高級ホテルのような作りであった。
その部屋の中央には、ソファーのようなベットがあり。
色白で細身の若い女性が一人、横たわっていた。
専門店に並んでいるような、あらゆる種類の果物や。
飲み物、御馳走があふれんばかりにテーブルにあった。
その部屋の中では、4名の『吉祥天女』のような佇まいの召し使いらしき人が。
その女性を介抱し、仕えていた。
その様子を見ながら、親友は。
『自身の最期』について話を始めた。
まさかあのまま終わるとは、というくらいに呆気なかったという。
少し風邪を引いたようだとわかってはいたが。
あっという間に重篤な状態に陥り、倒れた。
医師による余命宣告よりもかなりの猶予があったのだが。
親友の最期は。
その余命宣告の病気が直接の原因ではなく。
免疫力の低下により、ちょっとした風邪から何日も経たないうちに肺炎となり。
そのまま、まさかの旅立ちとなった。
最期の時というものは。
自身の意思や力ではどうにもなるものでなく。
勝手に身体が浮き上がる感じがしたと思ったら。
病室の天井から、ベットの上にある自分自身を見下ろしていた、という。
その後。
私自身が今日、こうしてここに来てしまった経緯と。
親友は似たような話をしたのだ。
急に身体が軽くなり、次に、天井から、ベットの上の自分自身の姿を見た次の瞬間に。
突然、霧に包まれて『強制送還』の如くに、ここへ着いたのだと。
そして。
親友も『最初の一週間』は。
この絢爛豪華なこの部屋にて。
至れり尽くせりの『もてなし』を受けていたのだと言う。
長い間、病魔と闘って来られた方々は皆。
この部屋にて、生前の身体の苦しみを存分に『労い』『労られ』て。
生前への『未練』や『叫び』等も。
丁重に『尊厳を以て』。
受け止められ。
『説き諭される』のだという。
その『システム』について。
次の『瞬間移動』にて。
『仙人様』より解き明かされる。
今夜はここまで。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。
藤棚の下で。
また明日(^^)w゛
2018.4.8 藤色聚楽
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